【世界一周準備】視力わずか0.03のわたしがレーシックを受けた話

視力0.03しかないTABIKODOMOです。

世界一周に限らず、どこへ旅行に行くときも、海に入るときも、はたまた飲み会でオールをしたときも、煩わしいのがコンタクトレンズ。

せっかくの思い出の卒業アルバムもメガネと目の高さが同じになってしまいつぶれています

ワンデーのコンタクトレンズをカバンに詰め込むことが、どれほどまでにスペースを奪われるか、わたしは知っている。かといって小学校のころから顔面ぶつかることが多くてよく曲がってしまうメガネでの旅も、世界一周となると不安。

そこで今回の旅立ちに備えて、ついに実行したのが、「レーシック」です。

一口に「レーシック」っていくらするの?

わたしはざっと、うちから通える範囲+口コミや評価が高い+知り合いがやったことのある眼科医であることを条件とし、リストアップ。

でも、一口に「レーシック」といえど、値段や術式などが様々で、安いものは10万円程度〜50万円程度と、何を基準に選んだらいいのかさっぱり。

自分にぴったりの術式を探すために、まずは今の自分の目の状態を知ってカウンセリングをうけるということが必要であると判断し、知り合いの中で一番「ここでやった!」というのが多かった「神戸神奈川アイクリニック」で検査をしてもらうことに。

神戸神奈川アイクリニックは検査・カウンセリングは無料。検査結果は3ヶ月有効。あとなんせわたしのリスペクトするスノーボーダーがここで受けていたことが決め手。笑

まずは事前検査

ブサイクなメガネ生活3日間を過ごし、いざ検査。自分の視力をより詳しく調べて「あ、本当にこんなに悪いんだ」とか、角膜の厚さを測って「この術式がおすすめです」といわれ2時間。

わたしは「プレミアムアイデザインレーシック 40万円」

40万…

40万!

その診察結果は3ヶ月有効だとのことだったので、寂しいお財布と相談しながら決めることにしてトボトボと新宿から帰宅。

40万あったら、めっちゃいろんなところしばらく行けるよなとかもちょっぴり悩んだ。

でも、海外にブサイクメガネ子ちゃん姿でいくのは、その姿を想像するだけで悲しくなる。あれはちょっとキツイ。

あとぶっちゃけ今後のコンタクト代+煩わしさ代を考えたら、いいかな…なんて。

で、退職10日後に手術を予約した。

手術の日がきてしまいました

もう使わなくなるディファインのコンタクトレンズを父にあげて、いざ迎える当日。

あれよあれよと給食係のような格好になり、麻酔の点眼薬をうち、手を消毒し、手術台へ。(給食係になった時点でメガネを外しているので、はたから見たら相当おもしろいよな今の格好と想像しながらその時を待つ。)

正直麻酔もきいているしいかんせん視力が悪いので、様子はよくわからないけれど、とりあえず人生初めての手術台で頭をマジックテープで固定されて、眼球を抑えるためのリングみたいなのを装着されて、

一点の光を見つめる。

見つめてたらその間に目のふたをあけるレーザーが当たっているみたいで

そのままピンセットみたいなものでその蓋をオープンされた。

これぞ、開眼。

(シーン)

そのまままた一点の光を見つめる。

レーザーがあたり角膜が削られているらしい。

感覚としては光が見えている&なんか音がするだけで、何が起きているかさっぱり。

麻酔をしているので当たり前だけど、痛くないの、本当に。

オープン状態の蓋をそっとピンセットで戻して閉眼。

ものの5分程度で、おわり。

帰宅

術後の病院の待合室は、たしかにさっきとは違う視界。

これは本当に裸眼なのか、保護用に渡されたメガネにもしや度がはいっているのか(入ってない)、ぼんやりと麻酔がかかった目と、ぼんやりと見えている気がする視界とともに帰る。

で、1.5時間たったころから

麻酔が切れてくる。染みる。

染みるぅぅぅうううと半目になりながら「帰りにかってきてー」とハムのおつかいをこなし、帰宅。

渡された目薬をさし、染みるのを感じなくするために寝た。

翌日

朝目覚めると、まるで

「わっコンタクトつけたままねちまった〜〜〜あ〜〜〜やってもうた〜〜〜〜〜」

ぐらいに思うくらいの視界が。

ハッピーワールド、爆誕の瞬間!

まだ蓋を開けた傷の影響で白くモヤっとはしてますが、確実に見えている。

「両目とも1.2です」

そんな視力検査結果を受けたことすらないわたしは、その言葉がうれしくてうれしくてたまらなかった。

その後の定期検診

1週間後の検査で、元の視力が異常に悪かったため、一度上がった視力は0.7程度まで低下してしまって、(それでも術前に比べたら比べられないくらいだけれど)、海外を控えているわたしは再手術を検討することになった。

さらに2週間後、測ると、やはり0.6~7程度。

本当は再手術するにしても、3ヶ月程度視力を診ながら決めた方がいいと知った上で、

1ヶ月で再手術を決意。

だってわたし、世界一周もういくんですもの。

で、ありがたいのがここのアフターフォローの充実さで、再手術が無料。要するに20万円の手術を2回受けたって思ったら、なんかお得だなって思った。しかもドクターがまじで寄り添い型すぎて、「あべさん、世界一周いくんですもんね、見えた方が安心だよね。大丈夫です。世界一周素敵ですね。」って。

そして再手術

工程としては変わらず、初回よりもよく見える、おもしろい給食係姿に笑いながら、無事終了。

染みるのだってもう知ってる。だから今日はおつかいはしない。

で、次の日から今日まで、

しっかり確実に両目とも1.2以上見えます。

ありがとう。ありがとう。

もちろん新宿まで通うのは大変だし、期間もかかるし大変だけど、この視界をゲットできたなら、本当に再手術してよかったと思える。

そんなわけで、メガネもコンタクトレンズも日本に置いて。

いざ出発できるはこびとなったわけです!!!

術後すぐに友達のベイビー会いに行ったら、

べんぞーさんになりました。

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