【タイ→マレーシア→フィリピン】憧れの国境越え鉄道に乗りたかったせいでマレーシア滞在10時間になった日のこと

リアルタイムネパールに入ってネワール料理もチベタン料理もダルバートも最高、なTABIKODOMOです。

ネパールにも特殊な首長族が。

一言で言うと、

タイでのんびりしすぎた

そのために、タラタラとマレーシア南下して行こうと思っていた予定が総崩れし、結果的にマレーシア着いた瞬間に空港にいって夜を過ごすという散々たる移動をかましました。

結局フィリピンについたのは出発してから3日後のこと

どこにも降りなかったけどタラタラとマレーシア南下というのは達成…。というわけで今回はやたら何か起きがちな陸路国境越えのお話です。

バンコクからクアラルンプールへの鉄道移動方法

  • 直行列車というものは存在しないため、タイ国鉄で国境町「パダンブサール」(これがまた本当に覚えにくくて困る)まで行き、駅構内に存在するイミグレを利用。
  • チケットはタイ国鉄(https://www.thairailwayticket.com/eTSRT/)オンラインとマレー鉄道(https://intranet.ktmb.com.my/ktmb_ui)オンラインで予約可能。
  • バンコク→パダンブサール :一日一本運行(15:10発、翌08:53着)二等車で990B
  • パダンブサール →クアラルンプール:人気列車の為早めの予約がベター、一日数本運行だけど↑に合わせて乗ろうとするなら13:45発、19:14着。102MYR(1MYR=26.441円)

合計6,331円の移動。お気づきかと思いますが、わたしはそのままクアラルンプールの空港にはいり、何もせずにフライトを迎えるので正直どうしてこんな移動をしたのか不明です。

ちなみにクアラルンプールから次国フィリピンと、バンコクからフィリピンへのフライトの値段はなんならバンコクからのほうが安いっていう。

ほんとうなにしたんだ?

M田氏といただく最高の最後のガパオ

お世話になりまくりになったM田氏と、M田氏の同僚のイケまくりスパニッシュナイスガイM男氏と、どがつくほどのローカルガパオ屋さんで最後のバンコクを楽しむわたし。

50B(150円)でもうほんと、大満足の味。

彼らにとってはいつもどおりのお昼ご飯、いつも通りのバンコクなのに、わたしにとっては違うのがいつもなんだか得意じゃないから、お別れの時はやっぱり苦手だ。

汗染みがやばすぎる

M男氏と春にスペインで会えたら最高だね!って、

M田氏と中国かインドでまた合流しよう最高かよ!って

ラフな約束(だけど叶う気がする)をして、またね、をした。

MとMで紛らわしいね!

と思ったら電車内販売のお弁当がガパオ

15:10発のタイ国鉄。に、だいぶギリギリで駅について、

SIMのチャージがそのタイミングであとちょっとで残金なくなるヨ〜ンという通知が届き、残り少なすぎるタイバーツをチャージ。1日もつかもたないかくらいの戦いになってしまった。図らずしてまた、ギリギリの選択をしてしまうのが治らない。。

隣のコンパートメントのおじさんの足がいい感じに臭った

乗り込んだ電車はめちゃくちゃゆっくり進んで、あれよあれよと夜に。

弁当屋がオーダーを取りに来てくれて、昼にあんなにうまいガパオを食べたはずなのに、またガパオを頼んでしまった。

スープとオレンジジュース付き

当たり前に昼のガパオのほうがうまいのも分かっているのに、どうしてもいつでもガパオを頼んでしまうくせも治らない。

駅員の華麗なるベッドメイキング 

夕飯をわりと急かされながら食べ、同乗している駅員による、ベッドメイキングがはじまった。

目にも止まらぬ速さで淡々とベッドをつくり、さらっと「おまたせ」とベッドへと誘導する姿が、なんとも美しい。

おっさんズラブをみながら

チャージが少ないので携帯の節約のために、あらかじめダウンロードしておいたおっさんズラブをひたすら視聴し続け、(結果この移動だけで見終わる)気付いたらあっという間にヨダレを垂らして眠っていた。

気づけば朝。(寝台列車で夜一度も起きないという平和な奴)

あと1.5時間くらいで到着。なけなしの携帯の通信費を使い、現在位置を確認した。

あれ、電車が遅れている

絶対に今いてはいけない場所にいる。先ほどから電車が動いては止まり、動いては止まるを繰り返している。

乗り換えにはかなりの時間の余裕を持っていたのでまぁ、あと2時間以内につけば40分くらいでイミグレを抜け、ちょうどいいだろう、

さすがタイ、時間にルーズゥ!

とか。呑気のわたし。ちょっとまてよ、、?

気づく、そういえば時差がある

恐る恐るタイとマレーシアの時差を確認。

その瞬間の冷や汗と手汗のかきかたたるや。

1時間の時差がある。

と、いうことは、

この距離をあと1時間くらいで進まないとわたしはクアラルンプールに今日たどり着けないし、次の日の早朝のフィリピンへの飛行機もミスる?

前日の夜こんな呑気に遊んでる場合ではない

パダンバザールからクアラルンプールまでの次の電車は空いてるか?調べてみよう、、交渉してどうにか、、というタイミングで携帯のチャージが終了した。ちょっと遠くを長いこと見つめてから、

こうなったら泣きついてトイレの前でもいいから乗せてもらう、と心に誓った。

イミグレを走って抜ければ30分でいける?いや?20分で?もはや15分でも?と爆速イミグレのシミュレーションをしながら、

そのゆる〜くしか相変わらず進まない電車で手汗。

もう、ダメかもしれない。あと10分で着いてイミグレ10分で出国と入国をしないと乗れない。

パダンブサールで一泊なのか

大量の手汗をかきながら、電車の中で立ったり座ったり、立っては座り、の時。

今回はチケットもあるし、絶対大丈夫〜とか呑気に思っていたころ@フアランポン駅(タイ国鉄駅)

ベッドメイキングスマート駅員氏が叫んだ。

10ミニーッツ。ボーダー。ボーダー。

こ、これは、、!!!鬼の全力疾走をすればいけるかもしれない!!!!!!!

意気込んで荷物を担いで出口で構える。そして、

着いた。乗り換え電車の発車、10分前に。

飛び出すわたし。

そしてそのままイミグレと反対側に走っていくわたし。(勢いは誰にも負けないのに、方向音痴がたたって空回り)

違うと気づき逆走して戻る。

間違えたせいでイミグレにはすでに大量の人がいるではないか。

終わった。

必死のわたし、スタッフみたいなおじさんに叫びつく。

マイトレイン!カミング!アイムジャパニーズ!プリーズ!!

なぜ自分が日本人であることを叫んだか甚だ疑問だが、とにかくまじやべぇよわたしの電車きちまうんだよ!!!って。そう伝えたかった。

そのスタッフおじさんはそれを聞いてふらっとどこかに消えてしまい、いよいよ絶望が止まらない。

スタッフおじさん「ヘーーイ!ジャパーーーン!」

大声で叫ばれた。そしてなぜか日本国代表になってしまった。

ナイスなスタッフおじさんが、わたしを最優先レーンへと導いてくれた。そしてほとんどなにも見ず、何も聞かれずあっつーまに出国スタンプがダダン。

続いて同じ駅構内にあるマレーシア側のイミグレ。こちらもわたしがおそらく相当な焦り顔をしていたおかげで、一言も発せず、入国カードも書いてないのに入国スタンプをダダン。

そのまま走ってクアラルンプール行きの電車に飛び乗る。

発車3分前。やりきった。

全員後ろ向きに進んで正直とまどっていた

そして7時間。延々と後ろ向きに進む電車で安堵感に包まれながら、また、死んだように寝た。

そして、そのまま空港へ

クアラルンプールに着いて、そのままエアポートリンクで空港へ。

いろいろ走りまくって汗まみれだったので空港でシャワーを浴び、

冷房のめちゃくちゃ効いて寒すぎる空港で、朝を迎えるのでした。

寒いときの対策

靴下全部預け荷物にいれていたの本当にミスだなって、カタカタ震えながら眠る自分がおもしろすぎて笑えた、そんな陸路国境越え。

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