インドにはいるー!!って思っていた瞬間に風邪ひいて鬼のハスキーボイスで運営中、TABIKODOMOです。
空港泊を終えていざフィリピンへ飛び、やっとマニラについたと思ったのに目的地はクラーク。そのままバスに飛び乗り4時間かけてやっと目的地へ。
移動は結局3日間かかりました。すごく疲れました。
なぜこうまでしてフィリピンにやってきたかと言いますと。
高校の友達(K太くん:白いイケメン)が旅にジョインするからです!!!
そんな、イケメン同級生とのフィリピン旅。
フィリピンメモ
- 100円=46ペソ
- 都会、渋滞、治安で有名なマニラに比べて、ほどよく田舎、車そんないない、温厚なクラーク。
- 11/1,2は祝日(これ重要)
お迎えにあがる
日本からやってくるK太くんを迎えるために、ツアー会社のごとく名前を書いた紙、しかも外国人がよくやりがちな逆さに名前書いちゃうやつを作り、空港へ。
大勢のフィリピーナに紛れてそのネームプレートをだして待っていようと思ったのに、まさかのめちゃくちゃ閑散とした空港だったために恥ずかしくなり、ネームプレートをそっとしまう。
いざK太くんが出口から出てくるのが見えたその時にほんのり紙を広げてお迎えを終えた。
そして思う。なんやこいつめっちゃ白い、日焼けどめ塗って日傘さしてる女子くらい白い。これはわたしとの対比が大変で写真の編集に困りそう。
フィリピンの祝日にはばまれまくる
再会を祝して街にくりだすも、11/1,2はどうやらフィリピンの祝日で、街中もシャッターが目立つ。どこへ行こうにもnot availableと言われ、おすすめしてもらったシシグ屋さんもnot available、飲みたかったマンゴーラッシーを頼むもそれさえもnot available。
祝日続きのフィリピンで、一体なにができるんでしょう。
と、いうわけで初日はどうにか開いていたダイナソーランドでリアルなようでリアルではない恐竜との戯れ。
ショーがかなり雑なつくりのわりに怖いやつで、隣の子供が過呼吸レベルで泣いていた。
2日目。まだまだフィリピンは祝日。
町の唯一のショッピングモールで唯一開いていた旅行会社で次の日のトレッキングをどうにか予約し、
そのあと町で唯一開いているのを確認できたレンタルバイク屋で一台の壊れそうなバイクを借りる。
XLサイズのヘルメットがでてきた。ゆるゆるかと思ったのになぜかきつくて、なぜか色は黄緑。被ってみると圧倒的にちんちくりんで、本当に似合わない。
そんなバイク旅で、町で一番人気のシシグ屋でゴキブリと共存しながらシシグを食べる。暑い気候ににんにくがよく効いたシシグは、たまらなく美味い。店のおばちゃんと散々話し、facebookを検索させられて追加ボタン押されたのに、今の今まで承認してくれないのはどうしてだろう。
おばちゃんと別れを告げて走り出すバイク。K太くんの後ろにちょこんと乗せてもらって、町のはずれまでぶんぶんと進む。
ぶんぶんと進んでいくと、すぐに町はずれの壮大な景色に出会う。
立ち入り禁止(多分道の建設中エリア)に入って警察に追い出されながら、道の真ん中にトラップのように現れる穴にハマりながら、途中雨が降ってきて(K太くんの影に隠れて)雨をしのぎながら(ごめん)、あぁ〜東南アジアだな〜〜って感じる。
バイクで風を切って、(人に運転任せて)、その風を感じて進む感じが心地よさすぎて、いい。
運転おつかれ〜っていって飲むビールは、これまたたまらなくいい。
ウォーキングストリートでみる、リアル
クラークの目玉スポットといえば、ウォーキングストリート、歓楽街だ。エントリーもフリーだし女の人でも入場できるので、わたしももちろん、K太くんと毎日通い詰めた。
1日目:日本人ならではの、一回店の中のぞいたら入らなくちゃいけない感じではいったお店がファットでやる気のない女性軍団でビール1杯で帰宅
2日目:お店の女の子がかわいい気がする、とのことで入ったものの、授業参観によくみる誰かのお母さんみたいな人が下着姿で踊っていてビール1杯で帰宅
3日目:ステージでダンス演目がたくさん行われるところで盛り上がるも、2階席から韓国人のお客さんがばらまいた札束を、他の人より我先に取りに行く女子とたちの戦いが激しすぎて、お金のリアルをみてビール1杯で帰宅
ウォーキングストリートの女の子たちは、開店前の同伴も簡単にお手頃価格で頼むことができるらしく、
同じ店に日本人男性の出張っぽいひとたちがウハウハ若い露出高めの女の子と席に座っている様子をみると、わたしの父親ももしかして出張のときはこうして楽しんでいたのかと疑いたい気持ちになった。
お父さん、クラークへのご出張のご経験はありましたでしょうか。もしくはバンコク。
最終日、岩場トレッキングでK太くんがローストビーフ化
クラークから車で1時間、ピナトゥボ火山というところの頂上に火山湖があるというのでツアーを頼んで登山に挑戦することにした。
迎えのおばちゃんの車の冷房が効きすぎていて激しく震えながらも山の麓町まで朝日が登る前に移動。
同じように本日トレッキングに参加する人たちが集まってきて、4~5人1組でグループを組まされる。我々はアメリカ人男性(夫)×フィリピン人女性(妻)×フィリピン人男性(甥)×日本人男性(K太くん)×日本人女性(わし)のチームだ。
早速枠組みしかのこっていない年季の入ったジープに乗り込む。走り出して10分ほどで、なんだかものすごいところを走っているということに、身をもって実感する。
なんか、川の中を走っている。
そしてなんか、ものすごくでかい岩の上を走っているために車の傾斜が半端でない。
うわーとか、うぎゃーとかみんなでワクワク叫びながら、岩山の間をぐいぐい進んでいく。
1.5時間ほどでついにジープが進めないくらいの場所に着き、そこから徒歩。ザ・アドベンチャーな岩場を、川に足を突っ込みながら進む。
ひたすら進む。
爆速のガイドに必死についていきながらとにかく進む。
2時間はたった。傾斜も足場もきつくなったところで、ようやくてっぺんに着く。で、景色が開けた瞬間。
この歩いた頑張りが報われる景色が待っていた。
青い空、緑の山、エメラルドに輝く火山湖。
何枚写真を撮っても足りない美しい空気と景色だった。
そんな景色を見つめながらのお弁当はまた最高で、とかいってお弁当あけた瞬間におにぎりを落として砂まみれになったK太くんと、わたしのおにぎりを分けて食べる、そんな時間もまたいい時間で最高だ。
帰りは非常に疲れた顔でまた同じ道をおりる。すっかり日が昇って土が乾燥したおかげで、全身砂埃を被りながらジープに乗り、また冷房が効きすぎるお迎えのおばちゃんの車で震えながら眠って町に戻ってきたのだった。
家に帰ってようやくお風呂に入って綺麗になれて、K太くんは首元が久しぶりに日に当たったせいでローストビーフ並に焼けていた。
おつかれ、そうして、また1人になった
ウォーキングストリートで乾杯をして、
ご褒美にマッサージ屋に行ったらマッサージ師に「あなたの筋肉と身体のやわからさすごすぎ、もしかしてなんかの選手?」って間違われて、
旅の終わりにベッドで寝っ転がりながらK太くんと恋んトスを観て、
次の日の早朝にK太くんは日本へと帰っていった。あー楽しかった。楽しすぎたぁ。
そうして、わたしは2週間の中国旅へと向かうのだった。