【中国・成都】ハードコアな旅しすぎて気が抜けたらしい。一枚もいい写真がない中国最後の都市、成都の一日。

年越しは1人寒い部屋で毛布被って過ごすことになりそう、TABIKODOMOです。みなさんはどんな年越しをお過ごしですか?

あ、ちなみに昨日お知らせ更新いたしましたが、年明け早々1/2より連絡途絶えますのでよろしくお願いします。

さて、ついに中国最後の都市までやってきました。こんなに山奥の都市に行きまくっていてもじつは2週間でこれやってて、成都についても本当はもっと活動する予定だったんですが…。

行けないとわかって魂がでたらしい

成都といえば、東チベットへの入り口。日本パスポートだと中国は15日ビザなしでいけるので、ここ成都でビザ延長を延ばして、九寨溝と東チベットのラルンガルゴンパ(超行きたいとずっと思っていたところ)やアチェンガルゴンパを目指そうとしていたものの、

ラルンガルゴンパ(とにかくずっと行きたいと思っていた場所)が、本格的に外国人の入場に規制をかけはじめたとの情報が。

加えてぜんぜん大丈夫だったアチェンガルゴンパにも規制をかけてきているとのことで、

もともと潜ってもいくつもりだったけれど、いよいよこの夏から入れたという情報すらあがってこない。このままはいってもつまみはじき出されて、強制送還とかになってまう…

と、そんな東チベットのみなさまにご迷惑をおかけするなら…とぐぬぬの想いで断念することに。(ほんとくやしい)

成都でいきたかった麺屋がしまっていてここでもぐぬぬ

それで、はぁ九寨溝へ日帰りトリップでもするかぁとか呑気なことを言っていたら

片道10時間とな。日帰れないではないか。

というわけでもうすっかり成都への情熱をなくしてしまう。

とはいえ暇なので成都を歩く

久しぶりに大都会。ふらふら美味しいものでもたべてパンダでも見ておくか…と全くやる気の出ないわたし。

そんなわたしに、ぜひあなたの町歩きに一緒についていきたい!と名乗り出た人がいた。

有名な小籠包屋さん。げきうまで一つ3元

韓国のSさん。仕事を退職したその時間で、ほぼはじめての旅行を中国ですることにしたらしい。それで成都に来てはみたものの、もう1週間たつのにどこにも行っていない、あなたの旅のスタイルにすごく興味がある、とのことだ。

(やる気がないのがカメラにも伝わり、ピントがあっていない。(ごめんSさん))

張家界の事件があったのですこし人に合流するのビビっていた+いかんせんやる気がないという理由から、Sさんには

「一日しかわたしないし、多分めちゃくちゃ歩くし、何かすごくおもしろいことをするというよりは都会の街歩きをするというかんじだからあなたが楽しめるかはわからない」と伝えた上で回ることにした。

都会あるある

この日わたしがやりたかったことは①小籠包を食らう②陳麻婆茄子の本店を食らう③パンダをみる④ネパールでお世話になる方へのお土産を買う⑤チベット人街を歩く、の5つ。

調べてみると、やはり成都は大都会。ひとつひとつが非常に離れていて、だらだらとやる気なく過ごすつもりだったけれど、これは一日がかり歩き回るプランになりそう。

うまい

手始めに①にむかったわけだが、しょっぱなから2kmなら歩いてしまえというスタイルにSさんはびびっていた。そしてわたしのバックパックを背負って重い、、!の一言。普段の移動はもっとずっと重いと伝えたら、「それは奴隷がやることだ」と言われて少し悲しい。

結果、総歩行距離17km、3万歩にて全てをこなした。ちなみに④くらいで初トリップのSさんは疲労困憊で無言になっていた。すまん。笑

成都名物ぱんだ

何か特別新しい発見、というものはなかったが、久しぶりの都会ウォークはそれはそれでよかった、そしてチベット人街でどれほどまでに中国政府と緊張状態にあるのか身を以て感じることができたので、今回東チベットに行かないという選択が間違っていなかったということがわかった。

で、いかんせん気持ちがあまり入っていないので写真もほとんど撮っていないし、撮ってもへったくそだし、ブログでおもしろくスポットを紹介できるほど記憶がない(見返したらまさかの日記もやる気がなかった笑)

陳麻婆豆腐!からい!うまい!山椒さいこう!

Sさんには、「疲れたけど非常にいい経験だった、僕はこれまで型にはまった生き方しかこわくてできないし、これからもきっとそうやって生きていくけど、そうじゃない生き方をしているあなたをすごく羨ましく思うし、自分もそうやって生きてみたいと思ったよ」と、満足してふらふらと自分の部屋へと帰っていった。

チベット人街にあった顔保護

わたしもSさんみたいにすごくまじめな人にひさしぶりに会って、「日本に帰ったらなにをして働くのが自分にとってベストなんだろう?」って少し考えるきっかけになった。とはいえ、今は旅が終わることが一番怖いというのも事実だ。

Sさんその後

疲労困憊のSさんと夜にばいばいをして、わたしはネパールへはいり、インドへはいり、とだいぶ日がたったときに、一通のメールをもらった。

それがものすごく丁寧で、翻訳機能をつかっているおかげで興味深いかんじになっているのでご紹介。

彼のまじめっぷりが全面にでていて、非常に元気がでた。

さぁ、中国をでる

いよいよブログは次回からネパール編へ。

と、その前に中国ルートまとめと、物価とか移動まとめをしたいところ。さらに中国のパンの不思議なんかも紹介したいけれど、

修行はいるまでに間に合うかな…。

みなさま、残し数時間ですがよいお年をお迎えください。

そして来年も元気にハッピーな一年を過ごせますように!

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