リアルタイムはインド、ジョードプルからジャイサルメールへ移動中、インドのバスがキャパオーバーすぎて笑ってるTABIKODOMOです。
上海で上海の大都会よりも枸杞島に大感動したあと向かった先は、あの有名どころ、張家界!
アバターの舞台となったといわれている武陵源があるあそこです。アクセス方法などは一番下にまとめました。
バンコクからある男がやってきた
張家界に入る1週間ほどまえに、バンコクでたまたま知り合った男性から「今週末どこにいるのー?」と連絡がはいり、「たぶん張家界はいってると思います〜」と返信。
張家界ってなにがあるん?!どこそれ?となりながらも説明すると、
なんとその場のノリで合流することになった。
本来ならはんぱなく楽しい、突然の合流ヤッホーーイ、なのだが、実はその男性はバンコクでいちど、事件を起こしている人。
その男
バンコクでM田氏の家に泊めさせてもらっているころ、ある夜ダーツバーに足を運んだ。
そこで知り合ったのがその彼。名をKさんという。
ダーツに混ぜてもらったり、負けたらテキーラやイエガーなどのショットを飲んだりと、場にいたみんながいい感じに酔っ払い、深夜まで盛り上がり解散。
KさんもM田氏もダーツバーから程近い場所に住んでいたものの、まだまだ飲めそうな雰囲気でKさんはM田氏の家に泊まって飲み直すことに。
しかし家に着いた瞬間酔いがピークを迎え、M田氏は歯も磨かずリビングで倒れるように寝てしまった。
わたしもいつもどおりソファで眠ろうとすると、KさんはM田氏がいつも寝ているベッドルームに、わたしを誘ってくるではないか。
USODARO。これはもしかしたら襲われるかもしれない。
と思いつつも、いいからこっちで寝なよと誘導されるがまま、ベッドルームへ。
おやすみなさいとベッドに入ると、Kさんはベッドルームの片隅で、なぜか体育座りをしている。
わたし「え、どうしたんですか!?」
Kさん「おれはここでねるからええんや」
年も上なのでそんなわけにはいかず、Kさんもこの半面のベッド使ってくださいなと言ったら飛びつくようにベッドにはいってきた。
でほら、やっぱりくるじゃん。ガバーッて。やっぱりわたしの予想通りじゃないか〜〜〜イ。
丁重にお断りしたら。
もう眠いので寝ましょうとKさんがいない側に身体を向け、お誘いを断り就寝した。
朝目が覚めて、リビングに移動。
しばらくするとKさんもM田氏も起きて、そんなころにKさんが叫んだ。
Kさん「なんかここめっちゃ水漏れしてる!わ、靴下すごい濡れちゃった!」
とバタバタその濡れたという靴下を洗いに洗面台にいき、あれよあれよとそのまま帰ってしまった。
ベッドルームの濡れていた場所は水漏れなんてしようがない位置。わたしもM田氏も「?」状態でその現場を見に行く。
たしかに濡れている。
そしてわたしは夜に見た夢をふと思い出したのだった。
それは音の夢で、ガチャガチャと金属が重なる音と、液体がドボドボと垂れ落ちる音。
もしかして、あれは、夢ではなかったのではないだろうか。
夢じゃなかったとすると、その濡れているものは、紛れもなく彼の尿、ということになる。しかもおもらしでなく、立ちション。
M田氏との検証
わたしもその日出かける予定があり、M田氏も仕事ですでに家には誰もいない。
その夢についてすぐさまM田氏にラインで報告すると、もう彼もアワアワ。仕事どころじゃない。
夜、M田氏の仕事終わりに合流し、夕食を食べながらその夢についてと、尿への可能性、尿かどうかの検証方法について慎重に話し合った。
尿であった場合の彼へのアプローチと、そのときのマットレスの対処についても話し合う。
濡れていた床は朝みたときに拭かれていたのかもうほとんど液体はなくなっており、検証箇所として相応しくない。
かといってシーツやマットレスの見えている部分は、日に当たってもう乾いてしまっているだろう。
それならば、マットレスをずらしたその面のシーツやマットレスならばどうだろうか。
液体物が残っていたとして、リトマス試験紙があるわけでもないので、検証方法として、「嗅ぐ」というシンプルなものが採用された。
いざ、検証
家に戻り、いざ検証にはいる。
マットレスをふたりがかりでずらすと、仮説どおり濡れている箇所がある。シーツも明らかに濡れている箇所がある。
ビンゴ
とはいえそれがまだ尿であるかは我々も「さすがに〜」と逃げたい気持ちでいっぱいだった。
家主のM田氏が代表し、いざ、その濡れたシーツを嗅ぐ。
…
…
…
ビンゴ〜〜〜〜〜〜〜
くさい〜〜〜〜〜〜
これは紛れもなく、アンモニアの香り。ようやく家主M田氏も爆笑しながらも現実を受け入れなければならなくなった。
と、いう男
話はこれからなのです。
と、いう男が、わたしのいる中国に来た話を、次回にしたいと思う。
ちなみに次の記事から、彼を「モレゾー」と呼ぶこととする。(ちなみにマットレスは無事購入してもらえたそうです)
つづく。
【上海から張家界へのアクセス】
上海虹桥ー长沙南まで鉄道移動
- 478元。約5時間
长沙南から張家界までバス移動
- 长沙南駅からメトロを使って长沙西バスターミナルに向かい、そこから張家界までバス119元。ちなみにバスボロボロでめちゃ座席破れてる。1時間に1本くらいバスあります。約5時間。
- 长沙ー張家界も鉄道ありますがバス使ったほうが安いのでわたしはこちらで。ちなみに长沙南駅の近くからバスも出ているとかいう話もあるのでメトロ移動が面倒臭い人はぜひトライしてみてほしい限りです
【天門山について】
- 999個の坂道と999段の階段を登った先にある岩にあいた穴。エリア内広く、バス/ロープウェイ/リフトを使って移動。
- 入場料:258元
- 行くまでに①ロープウェイで行ってバスで帰る②バスで行ってロープウェイで帰る③バスで行ってバスで帰るという3択があり、選べるなら①がよい気がする。わたしはロープウェイが点検中だったため③しか選択肢がなかった。
【武陵源について】
- アバターの舞台となったそびえ立つ細い切り立った岩山。園内シャトルバス(入場料金に含む)、ロープウェイやエレベーターなどを乗り継いでまわる。
- 入場料:4日間有効(がミニマム)で228元